アートメイクの種類とメリット・デメリットを調査しました!
肌のごく浅い部分に希望のデザインに沿って医療針で色素を入れていくアートメイク。別名「落ちないメイク」とも言われるアートメイクですがタトゥーとは違い色が薄まったタイミングでデザインを変えることができるので、おしゃれに敏感な女性たちの間で話題沸騰の美容施術となっています。
今回はそんなアートメイクの種類(施術部位)とメリット・デメリットを徹底調査!アートメイクに興味がある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
アートメイクの種類一覧
アートメイクと聞くと「眉毛アートメイク」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?たしかに眉毛のアートメイクはモデルやインスタグラマーなど数多くの有名人がおこなって症例をSNSなどにアップしているのでご存じの方は多いと思います。
でもアートメイクができるのは眉毛だけではありません!国内のクリニックで受けられるアートメイクの種類(アートメイク施術ができる部位)はこんなにもたくさんあります!
- まゆげ(眉毛アートメイク)
- 目のキワ(アイラインアートメイク)
- 唇(リップアートメイク)
- ホクロ(ほくろアートメイク)
- 髪の生え際(ヘアラインアートメイク)
- 乳輪・乳頭(ニップルアートメイク)
ここからは一つずつのアートメイクの種類のメリット・デメリットをご紹介していきます。
種類①眉毛アートメイク
顔の眉毛に入れるアートメイク。眉毛が薄い、眉の形が悪い、眉毛が上手く描けないなどの悩みを持つ方におすすめのアートメイク施術です。ひと昔前はマシン彫り(2D技法)でののっぺり気味の眉アートが主流でしたが現在では手彫り(3D技法)や機械彫りと手彫りをミックスした4D技法により毛流れを再現したナチュラルな仕上がりで眉毛アートが可能となり、アートメイクの中でも最も人気の施術となっています。また、眉はマスクをしても見える部分なのでコロナ禍でさらに需要が高まっています。
眉毛アートメイクのメリット
- 毎朝眉毛を描かなくてもいい(メイク時間の時短)
- 水で落ちないので海やプール、温泉でも余裕
- 顔の黄金比から眉をデザインしてもらえるので自分に似合う眉毛になれる
- メイク崩れ・メイクよれを気にしなくていい
- 眉毛が生えてこない、眉尻がないなどのコンプレックス解消
眉毛アートメイクのデメリット
- 一度入れたら2年くらいは落ちない
- 皮膚を針で刺す施術が痛いと感じる人もいる
- ダウンタイム中は眉毛にメイクができない
- 眉に入れた色が薄くなったらメンテナンスが必要
- 費用が高い(料金相場:12万円前後)
種類②アイラインアートメイク
目のキワに入れるアートメイク。加齢でまぶたが垂れてきアイラインが描きにくくなった、目元の印象を変えたい、目が小さいので大きく見せたいなどの悩みを持つ方におすすめのアートメイク施術です。眉毛同様、目もとはマスクをしても見える箇所なので人気は高いです。
アイラインアートメイクのメリット
- アイラインを引かなくていい(メイク時間の短縮)
- 滲んだりしないからメイク直しも不要
- 急な雨に濡れてもパンダ目にならない
- 目もとの印象がくっきりする
- まつ毛の量が増えて見え、目が大きく見える
アイラインアートメイクのデメリット
- 施術中にまぶたや目が傷つく恐れがある
- 目にばい菌が入って化膿することがまれにある
- 粘膜にアートメイクをするとドライアイになるリスクがある
- 眉毛と比べて痛みを感じやすい
- 術後に目が腫れることがある
- アイメイクのトレンドが変わっても簡単には落とせない
- 費用が高い(料金相場:8万円前後)
種類③リップアートメイク
顔の唇に入れるアートメイク。リップラインを綺麗にしたい、唇の血色が悪い、唇のくすみをどうにかしたいなどの悩みを持つ方におすすめのアートメイク施術です。コロナでマスク着用が必須となった今、マスクに口紅がつかない!マスクを外したときの唇の色が綺麗でいられる!と人気が高まってきている施術です。
リップアートメイクのメリット
- 食事をした後やすっぴんでもつねに色づいた唇を保てる
- 唇の血色が良く見えるので健康的に見える
- 唇の輪郭やバランスを整えることができる
- リップグロスや口紅を使わなくてもいい(メイク時間短縮・化粧品の節約)
- 唇のくすみ・黒ずみが目立ちにくくなる
- 口角を上げるデザインが可能
- オーバーリップでセクシーな口元になれる
リップアートメイクのデメリット
- リップアートを落としたくなってもすぐには落とせない
- 唇は痛みに慣れていないので施術中が痛い
- 眉毛に比べて施術後に腫れやすい
- 他の部位に比べて色の定着が悪い
- ダウンタイム中はリップメイクができない
- 費用が高い(料金相場:10万円前後)
種類④ほくろアートメイク
目もとや口もと、眉の近く、頬などにホクロを描き入れるアートメイク。チャームポイントがなく存在感が薄い、運気が悪いので黒子による開運効果を得たいなどの悩みを持つ方におすすめのアートメイク施術です。
ほくろアートメイクのメリット
- 顔のチャームポイントになる
- 見た目の印象を変えられる(かわいい、セクシーなど)
- ホクロの位置によって開運効果が得られる
- 好きな芸能人など憧れの人とおそろいのホクロが作れる
- 費用が安い(料金相場:1個1~2万円)
ほくろアートメイクのデメリット
- 気に入らなくてもすぐには消せない
- 位置や大きさをちゃんと考えてから入れないと後々後悔しやすい
- 薄くなってきたらリタッチしないとシミみたいに見える
種類⑤ヘアラインアートメイク
髪の生え際に入れるアートメイク。生え際アートメイクとも言われます。生え際の形を整えたい、おでこが広く顔が大きく見える、髪の毛が薄いなどの悩みを持つ方におすすめのアートメイク施術です。
ヘアラインアートメイクのメリット
- 生え際を綺麗に整えることができる
- 年齢よりも若々しくなる
- 顔が小さく見える(小顔効果)
- 女性らしい丸みのある輪郭になれる
- オールバックなど好きな髪型に挑戦できる
- ハゲている部分も髪の毛があるように見せることができる
- 水に濡れても落ちる心配がない
- 施術範囲が狭ければその分値段も安くなる
ヘアラインアートメイクのデメリット
- 気に入らなくてもすぐには除去できない
- 髪色を変えにくい
- すごく近くで見たらアートメイクだとバレる
- 施術中、痛みを感じる人もいる
- 費用が高い(料金相場:範囲によるが10万円以上)
種類⑥ニップルアートメイク
乳輪・乳頭に入れるアートメイク。病気などで失った乳房をあるように見せたり、バストトップの色や形を変える(片方の乳首に合わせるなど)ができます。
ニップルアートメイクのメリット
- 左右の乳首の色を合わせられる
- デザインで乳輪・乳頭を立体的に見せられる
- 乳頭再建手術に比べて体への負担が少ない
- 白斑をカモフラージュできる
- 費用は乳頭再建よりは安い場合もある(料金相場:20万円前後)
ニップルアートメイクのデメリット
- 早い人だと1年程度で色が薄まってくる
- 定期的にリタッチ施術が必要
- バストトップの色を元々の色より明るくしたり、ピンクにすることは難しい
- 施術中、痛みを感じる人もいる
まとめ
いかがでしたでしょうか?アートメイクの種類は眉毛だけでなく、アイライン、リップ、ほくろ、ヘアライン、乳首などがあります。体の様々な部分に落ちないメイク、消えない色&デザインを入れることができることが分かりましたね!
アートメイクのメリットはたくさんありますが、一番のメリットは美しい形の眉毛やメイクした状態の目もとが維持できて2年くらいは落ちずに持つということではないでしょうか。
あとはデメリットというか注意点にはなりますが、種類に関係なくアートメイクで使われる染料には微量の金属が含まれているためインク成分によってはアートメイクをするとMRI検査が受けられなくなることがあります。アートメイクを受けるクリニックに要確認ですね。