通勤時間を有効活用したいと思っていませんか?
ただ時間を潰すのは勿体ない、せっかくなら将来に繋がるような知識を身に付けたいと思っている人も少なくないはず。
例えば、勉強や読書など通勤時間でもできることはあるとは思います。
しかし、狭い満員電車の中や車を運転中に本を取り出して勉強するのはなかなか難しいですよね?
そこで今回は通勤時間におすすめの耳で聴く本、オーディオブックアプリランキング10選をご紹介したいと思います。
「オーディオブックって何?」「気になっていたけど、使ったことはない」という人もぜひ、この記事を読んで毎日の通勤時間を有効活用できるようにして貰えると幸いです。
オーディオブックとは?
オーディオブックとは、書籍を朗読した音声提供サービスのことです。
昔は小説や童話などの朗読をカセットやCDに録音したものが主流でしたが、現在は最新のビジネス本やライトノベルなども幅広く朗読され現代のスマホ文化との親和性もあり非常に手に取りやすくなりました。
オーディオブックのメリット
ただの朗読を聴くだけなのに、そんなにいいことあるの?と思う方もいますよね。
オーディオブックのメリットはたくさんあります。
オーディオブックのメリット
- 両手をふさぐ必要がない
- 本を持ち歩いたり、出し入れする手間がないので快適
- 目を使わなくていいので仕事終わりでも本が読める
- 本を読むのが苦手な人でも本の内容を理解することができる
- 読み放題があるサービスを使えばコスパが良い
- 洋書を聴いて読めば英語のリスニング能力を高められる
両手をふさぐ必要がない
何よりも両手をふさぐ必要がないのが大きいです。
満員電車の中で本を出して読むのに抵抗がある人も多いのではないでしょうか?
またオーディオブックなら車を運転しながらでも本を読むことができます。
本を持ち歩いたり、出し入れする手間がないので快適
本を持ち歩くのは大変ですよね?
ただでさえ、仕事の資料などで重たいカバンに分厚い本を入れて持ち運ぶ気にはとてもなりません。
また、せっかく本を持ち歩いても実際に取り出して開くのが面倒で結局読まなかったりしませんか?
その点、オーディオブックならスマホを開けばすぐに聴けるので快適です。
目を使わなくていいので仕事終わりでも本が読める
一日中パソコンを見るような仕事をされている人だと、仕事終わりには目が疲れ切っていて本を読むどころではない状態だと思います。
しかし、オーディオブックなら耳だけ使えばいいので仕事で疲れ切った目を酷使する必要はありません。
本を読むのが苦手な人でも本の内容を理解することができる
そもそも文字を読むのが苦手で本を読むことができない人いますよね。
そんな人には是非オーディオブックを試してみて欲しいです。
自分で文字を読むわけではないので、格段に理解しやすく内容が頭に入りやすいですよ。
とにかく、本が苦手な人はオーディオブックを試して欲しいです。
読み放題があるサービスを使えばコスパが良い
それぞれのサービスによって異なりますが、読み放題制のサービスならば大体、毎月本1冊分の値段で1万冊以上のオーディオブックを聴くことができるので、非常にコストパフォーマンスが優れています。
そもそもオーディオブックは普通の本に比べて朗読する手間がかかっているので、値段が書籍版よりも高いことが多いです。
この点を踏まえてもコスパが良いと言わざるを得ませんね。
洋書を聴いて読めば英語のリスニング能力を高められる
もちろんオーディオブックは日本だけのものではなく、海外の作品も沢山あります。
海外向けに作られたオーディオブックを聴くことで、よりリアルな英語に慣れ親しむことができます。英会話やリスニングの勉強にもなりますよ。
オーディオブックアプリ比較表
audiobook.jp | 月額660円〜 聴き放題、一部有料。 |
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flier | 月額550円〜 聴き放題、本の要約のみ。 固定20冊無料あり。 |
Audible | 月額1500円聴き放題、運営元はAmazon。 |
himaraya | 月額625円〜聴き放題。 音声コンテンツは無料。 オーディオブックは有料。 |
kikubon | レンタルまたは買い切り。 無料で聴ける本が多い。 |
青空朗読 | 無料。 古典や近現代文学が聴きたいならおすすめ。 |
オーディオブックHQ | 250円(DL時のみ) 海外向けの作品がメイン。iOSのみ。 |
ListenGO | 月額300円〜買い切り、割引サービスあり。 ドワンゴが運営。 |
Google Play Books | 買い切り、機能性が良い。 |
Apple Books | 買い切り、プレゼントできる。iOSのみ。 |
失敗しないオーディオブックアプリの選び方
- 聴き放題制が圧倒的におすすめ!
- 自分の読みたいジャンルの本があるか事前に調べる
- アプリの機能や安定性で選ぶ
聴き放題制が圧倒的におすすめ!
どのオーディオブックアプリを使おうか迷っている方は圧倒的に聴き放題制のアプリがおすすめですよ。
なぜかというと、結局のところ本の中身は読んでみないと分からないからです。
表紙だけ見て気になって買ったら中身が期待外れだった。というのは良くある話です。
その点、聴き放題なら気になったものを好きな時に好きなだけ再生することができます。
あんまり興味ない本だったけど、適当に聞き流していたら新たな発見に繋がるなんてこともありますよ。
自分の読みたいジャンルの本があるか事前に調べる
アプリによって特化している本のジャンルがあります。
ビジネス本が読みたいならビジネス本に特化したアプリに登録するのがおすすめですよ。
またほとんどのアプリは、登録する前に試聴することができるのでしっかり確認してから登録しましょう。
アプリの安定性で選ぶ
オーディオブックアプリはまだ新しいものが多く、再生が安定していないものが多いです。
通勤中や作業中に聴くことが多いので、途中で再生が止まってしまうとかなりストレスになります。
基本的には運営する会社が大手なほど、アプリが安定している印象があります。
またアプリによってオフライン再生や倍速機能など自分が欲しい機能が無い場合もあるので、その点もチェックして選びましょう。
おすすめランキング1位:audiobook.jp
おすすめポイント!
- とにかくコストパフォーマンスを求めたい人はこれ!
- 日本の会社なので日本人向けのラインナップが多い
audiobook.jpは株式会社オトバンクが運営する日本のオーディオブックサービスです。
注目すべき点は聴き放題なのに月額880円(初回14日間無料)でオーディオブックを楽しむことができるという点です。
さらに年割プランにすれば月額660円と非常にコストパフォーマンスに優れています。
扱っているジャンルもビジネス本からライトノベルまで幅広いです。
収録数も2万6千冊以上あり、和書に限ればAmazonが運営するAudibleと同等です。
残念なところがあるとすれば、これ見よがしに掲載されているベストセラー本などの名著が一部有料になっていて別途購入しないと聴くことができないことです。
またアプリが少し脆弱で再生が度々止まったり、ダウンロードが上手くできておらず途中から再生できないことが多々あったのが残念ですね。
これから改善されることを期待しています。
利用料金
月額660円~ | 1万5000冊以上の作品が聴き放題 |
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おすすめランキング2位:flier
おすすめポイント!
- 忙しくて長時間オーディオブックを聴けない人に!
- とにかく要点だけ抑えてたくさん本を読みたい!
忙しい社会人にとって、中身が良いものか分からずに分厚い本を読むのは骨が折れますよね。そんな時はflierがおすすめ。
flierは株式会社フライヤー / Flier Inc.が運営するビジネス本の要約アプリです。
読むのに時間がかかる本も要約を読めば10分程度で理解することができます。
文章を自分で読むこともできますが、読み上げ機能を使えばオーディオブックとして活用することができます。
読み上げはロボット音声なので、音声に期待はできませんがそれでもメリットは大きいと言えます。
利用料金
無料会員 | 無料コンテンツ20冊。 |
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月額550円 | 上記に加えて有料コンテンツ5冊。 |
月額2200円 | 無制限で読み放題 |
おすすめランキング3位:Audible
おすすめポイント!
- 本1冊分の値段で12万冊以上のオーディオブックが聴き放題!
- Amazonが運営しているためアプリの安定感が良い
- 豪華俳優・声優陣を起用した新規コンテンツが魅力的
Audible(オーディブル)はAmazonが運営しているオーディオブック専用のサービスです。
Amazonが運営しているだけあって、約40万冊のオーディオブックを取り扱っており、ビジネス、文学、ライトノベルなど幅広いジャンルのオーディオブックを聴くことができます。
またAudibleは海外向けに始められたサービスなので洋書の品揃えが非常に豊富!
外国語を学びたいという方にもおすすめです。
買い切り制から聴き放題制に変更!
Audibleは月額1500円で月1回1冊買い切りというシステムでしたが、
しかし、2022年1月27日からAudibleが聴き放題制になりました。
しかも、利用料金は月額1500円のまま!!
本1冊分の値段で、12万冊以上のオーディオブックを好きなだけ聞くことができます。
他のアプリだとラインナップが微妙なことがありますが、Amazonならば心配いりません!
豪華俳優・声優陣を起用した村上春樹さん著の作品追加など今後もさらに発展していくことでしょう。
オーディオブックに興味があるけど、どのアプリがいいか分からないという方はAudibleで間違いないですよ。
利用料金
月額1500円 | 12万冊以上の作品が聴き放題 |
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おすすめランキング4位:himaraya
おすすめポイント!
- オーディオブックだけではなく様々な音声コンテンツが楽しめる!
- コストパフォーマンスが良い!
himarayaはシマラヤジャパン株式会社が運営する巨大音声プラットフォームです。
中国にある「喜馬拉雅(シマラヤ)FM」の日本版サービスになります。
分かりやすく説明すると、himarayaは音声のYouTubeみたいなもので、個人や企業が様々なコンテンツを配信しています。
無料で幅広いジャンルの音声コンテンツを楽しむことができますよ。
オーディオブックは月額750円で聴き放題になります。
年額払いプランにすると月額625円で聴き放題になるので、コストパフォーマンスも抜群です。
またhimarayaは今後、音声配信サービスを縮小して、オーディオブックに力を入れていくという計画を発表しているので、これからが楽しみなアプリです。
利用料金
無料 | 幅広い音声コンテンツ試聴可能 |
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月額625円~ | 1万冊以上のオーディオブックが聴き放題 |
おすすめランキング5位:kikubon
おすすめポイント!
- アニメ声優の朗読が多数あり!
- 無料で聴けるオーディオブックが200作品!
kikubonは株式会社アールアールジェイが運営するオーディオブックアプリです。
kikubonは小説ジャンルに特化していて豪華声優が朗読するクオリティの高いオーディオブックがウリです。
中にはアニメ化された小説作品をアニメでキャラクターを演じた声優本人が朗読しているものもありアニメ好きにはたまらないサービスになっています。
また芥川龍之介や太宰治などの近現代文学や、グリム童話アンデルセン童話など世界の名作200作品が無料で聴けるので、オーディオブックで小説を聴きたい人はとりあえず、kikubonを試してみてはいかがでしょうか?
kikubonは聴き放題制ではなく、購入してダウンロードする買い切り制のオーディオブックですが、有料会員になるとボーナスポイントが貰えて普通に購入するよりもお得に利用することができます。
利用料金
無料 | 200作品が無料で聴ける |
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月額会員324円〜 | 値段に応じたボーナスポイントが貰える。毎月おすすめの本から1章~2章無料でプレゼント |
おすすめランキング6位:青空朗読
おすすめポイント!
- 無料でオーディオブックが聴ける!
- 近現代文学が好きな人向け!
青空朗読はインターネット上の図書館「青空文庫」にある作品をプロのアナウンサーや朗読を学ぶ一般の方々が有志で朗読したものを集めたアプリです。
基本的に著作権のきれた作品が揃っており、近現代文学の朗読を無料で聴くことができます。
利用料金
無料 | 全て無料で聴くことができます。 |
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おすすめランキング7位:オーディオブックHQ
おすすめポイント!
- お金をかけず英語の勉強ができる
- iPhoneユーザーにおすすめ
オーディオブックHQは米国企業のInkstone Software社が運営するオーディオブックアプリです。(iOSのみ)
インストール時に250円払えば1万3000冊以上のオーディオブックが聴き放題になります。
海外のアプリなので日本人向けのコンテンツは古典や童話などしかありませんが、海外ラジオのアーカイブが聴けるのでリスニングの勉強に使うことができます。
通勤時間に英語の勉強をしたい人におすすめですよ。
利用料金
250円(DL時) | 追加料金無しで1万3000冊以上のオーディオブックを聴くことができる。 |
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おすすめランキング8位:listenGO
おすすめポイント!
- 豪華声優陣の朗読が聴ける
- ニコニコ動画が好きな人におすすめ
listenGOはニコニコ動画で有名な株式会社ドワンゴが運営するオーディオブックサイトです。
現在専用のアプリはありませんが、スマホでもブラウザからアクセスすることでオーディオブックを楽しむことができます。
ドワンゴはKADOKAWAの子会社のため小説やライトノベルに強く、特にライトノベルは豪華声優陣が朗読しているものもあり、アニメや声優好きの方に特におすすめです。
利用料金は月額300円〜からで、料金に応じてポイントが付与されます。
付与されたポイントを使ってオーディオブックを購入して作品をダウンロードする買い切り制です。
一度、購入してダウンロードすれば退会しても聴き続けられます。
Audibleやaudiobook.jpに比べるとまだまだオーディオブックの収録数が少ない印象ですが、イベントが得意なドワンゴが運営しているので、これからどんな風に進化を遂げるのか楽しみです。
利用料金
月額300円~ | 金額に応じたボーナスポイントあり。買い切り制。 |
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おすすめランキング9位:Google Play ブックス
おすすめポイント!
- 他のアプリで購入するよりも安い場合がある
- 月額会員が苦手な人はこれ
Google Play ブックスはGoogleが運営する電子書籍を販売しているアプリです。
もちろんオーディオブックも販売されています。
販売方法は1冊ずつ購入してダウンロードする買い切り制で、月額料金は支払う必要ありません。
値段はaudiobook.jpで同じ本を購入するよりも安い場合があります。
月額会員制が苦手な人には一番無難な選択肢と言っていいかもしれませんよ。
利用料金
1冊ごと買い切り。 | 無料で試聴ができる。 |
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おすすめランキング10位:Apple Books
おすすめポイント!
- iPhoneユーザーの方におすすめ
- 友達に本をプレゼントできる
Apple Books(ブック)はiPhoneにプリインストールされている電子書籍アプリで、電子書籍を購入して読むことができるアプリです。
もちろんオーディオブックも販売しており、購入することで楽しむことができます。
販売方法は1冊ずつ購入してダウンロードする買い切り制で、月額料金は支払う必要ありません。
ギフト機能を使うと友達や家族に本をプレゼントすることができますよ。
利用料金
1冊ごと買い切り。 | 無料で試聴ができる。 |
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結論:通勤時間に聴くならAudible一択!
ここまで様々なオーディオブックを聴けるアプリを紹介してきましたが、もし、まだどのアプリを使ったらいいか分からなくて悩んでる人は結論、Audible一択ですよ。
通勤しながら聴く場合、毎日のことなので1ヵ月に数冊はオーディオブックを聴けると思います。
そうなると必然的に聴き放題制のアプリがおすすめです。
操作性が良くストレスの無いアプリと、取り扱っているオーディオブックのジャンルが幅広く、収録数がトップクラスのAudibleはあなたの通勤時間を有意義な物に変えてくれるでしょう。