通話のみの格安SIMがあればスマートフォンを2台持ちしてプライベートと仕事を分けて使いたいと考えたことがあるビジネスマンの方は少なくないのではないでしょうか。
今回は通話のみの場合に使いやすい格安SIMについて、どんなプランがあるのか、どれぐらいの料金がかかるのか、かけ放題の細かなプラン内容などについて解説を交えながら人気ランキング5選としてご紹介していきます。
格安SIMのメリット・デメリット
- 月額料金が安い
- データ通信速度が安定しない
- 選択する格安SIMや契約プランなどによっては通話の品質が落ちる
格安SIMはなぜ通話の品質が落ちると言われるのか
最初に伝えておきますと、電話回線を利用した通話であれば品質は落ちません。
しかし格安SIMの中には格安というメリットを最大限活かすために、通話アプリを経由して通常より安い電話回線やインターネット回線の利用が前提になっているプランがあります。特にインターネット回線を利用するとなった場合には、データ通信速度が安定しないために通話の品質が落ちることになる訳です。
ですので、もし通話の品質を落とさずに料金を安く抑えたい場合は、通常の電話回線またはプレフィックスと呼ばれる通常より安い電話回線が利用できる格安SIMを選ぶことをおすすめします。
通話のみでおすすめの格安SIM人気ランキング5選!
ここからは上記の品質の問題も踏まえまして、通常の電話回線またはプレフィックスを利用して通話できるサービスに限定し、“月額料金の安さ”と”かけ放題プランの充実度”、”いざという時の使い勝手の良さ”などを加味した格安SIM人気ランキング5選をお送りします。
おすすめ1. povo
出典:povo 公式
povoのおすすめポイント!
- データ容量なしの0円プランがある
- 時間無制限の通話かけ放題のみの条件で使用する場合、月額料金1,650円で業界最安値
- 5分通話かけ放題/月額料金550円のプランも選ぶことができる
- 急遽データ通信が必要になった場合もすぐにデータ容量追加が可能
- 通常の電話回線を利用するため通話の品質が高い
povoの料金表
最安値データプラン料金 | 0円 |
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無制限かけ放題料金 | 1,650円 |
月額料金 (最安値データプラン+無制限かけ放題) | 1,650円 |
完全に通話専用として使うとなった場合、時間無制限でかけ放題かつ通話の品質も高い中で月額料金1,650円で利用できるpovoの格安SIMが最もコストパフォーマンスが高く、急遽データ通信が必要になった場合も融通が利くので、総合的に見て当サイトが最もおすすめしたい格安SIMです。
おすすめ2. 楽天モバイル
出典:楽天モバイル 公式
楽天モバイルのおすすめポイント!
- データ容量1GBまでなら0円
- 10分通話かけ放題のみの条件で使用する場合、月額料金1,100円の業界最安値
- 通話の品質低下を気にしなければ「Rakuten Link」という専用アプリを使用して普通の電話回線に完全無料で電話をかけることもできる
楽天モバイルの料金表
最安値データプラン料金 | 0円 |
---|---|
10分かけ放題 | 1,100円 |
月額料金 (最安値データプラン+10分かけ放題) | 1,100円 |
長時間の通話をしないのであれば楽天モバイルの格安SIMも魅力です。
1GBまでなら無料でデータ通信もできるため、10分以内の通話しかかけない+たまにデータ通信が必要になる場合がある方には最もおすすめできる格安SIMです。
おすすめ3. OCNモバイルONE
OCNモバイルONEのおすすめポイント!
- プレフィックスのため通話の品質がほぼ落ちない
- データ容量500MB/550円の低価格プランがある
- データ容量500MB+時間無制限の通話かけ放題/月額料金1,430円で総額1,980円と低価格
- スマートフォン端末が1円で購入できるセールがよく行われているため端末代を抑えることができる
楽天モバイルの料金表
最安値データプラン料金 | 550円 |
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無制限かけ放題 | 1,430円 |
月額料金 (最安値データプラン+10分かけ放題) | 1,980円 |
端末から買い揃えないといけない場合は、スマートフォン端末を安く購入しやすいOCNモバイルONEを選ぶのも手です。
緊急時などのデータ通信と時間無制限のかけ放題を想定して、これから新しくスマートフォン端末を購入される方におすすめする格安SIMです。
おすすめ4. LINEMO
出典:LINEMO 公式
LINEMOのおすすめポイント!
- データ容量3GB/990円の低価格プランがある
- LINEアプリ上のトークや・ビデオ通話はデータ使用量としてカウントされないため使い放題
- データ容量3GB+時間無制限の通話かけ放題/月額料金1,650円で総額2,640円と低価格
- 5分通話かけ放題/月額料金550円のプランも選ぶことができる
- 通常の電話回線を利用するため通話の品質が高い
LINEMOの料金表
最安値データプラン料金 | 990円 |
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無制限かけ放題 | 1,650円 |
月額料金 (最安値データプラン+10分かけ放題) | 2,640円 |
あまり重いデータの通信はしないけど、調べものなどで時々使ったり、ビジネス用のLINEアカウントを運用している、またはしたいと思っている方にとって特にLINEMOは使い勝手のよいプランを提供してくれています。通話+多少のデータ通信+LINEを頻繁に使うなら、この格安SIM1択です。
おすすめ5. IIJmio
出典:IIJmio 公式
LINEMOのおすすめポイント!
- プレフィックスのため通話の品質がほぼ落ちない
- データ容量2GB/月額料金858円の低価格プランがある
- データ容量2GB+時間無制限の通話かけ放題/月額料金1,400円で総額2,258円と低価格
- 5分通話かけ放題/月額料金550円や10分通話かけ放題/月額料金700円などのプランも選ぶことができる
- 同一アカウントで複数回線を持てば、データ容量のシェアが可能
IIJmioの料金表
最安値データプラン料金 | 858円 |
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無制限かけ放題料金 | 1,400円 |
月額料金 (最安値データプラン+10分かけ放題) | 2,258円 |
プライベート用のメイン機と仕事用のサブ機をIIJmioで揃えれば、データ容量のシェアをメイン機にして、サブ機は通話のみにするような使い方をすることで、時間無制限の通話のみの端末の実質の月額料金はpovoより安い1,400円で抑えることも可能な格安SIMです。
まとめ
サービス名 | データ容量 | かけ放題時間制限 | 最安値データプラン料金 | かけ放題料金 | 月額維持費 | 回線 |
---|---|---|---|---|---|---|
povo | 0GB | 無制限 | 1,650円 | 0円 | 1,650円 | 通常電話回線 |
楽天モバイル | 1GB | 10分 | 0円 | 1,100円 | 1,100円 | 通常電話回線 |
OCNモバイルONE | 500MB | 無制限 | 550円 | 1,430円 | 1,980円 | プレフィックス |
LINEMO | 3GB | 無制限 | 990円 | 1,650円 | 2,640円 | 通常電話回線 |
IIJmio | 2GB | 無制限 | 858円 | 1,400円 | 2,258円 | プレフィックス |
使い始めてみないとよくわからない場合は、様々なプランが後からでも簡単に選ぶことができるpovoをおすすめします。
その他用途に応じて、10分以内の通話しかしないなら楽天モバイル、スマートフォン端末も購入するならOCNモバイルONE、LINEを頻繁に使うならLINEMO、メイン機とサブ機を一括管理するならIIJmioといったように、ご自身に合わせたかけ放題プランや料金を提供している格安SIMを選ぶようにしましょう。